みけこの雑記

元法務担当OL→現在育休中☆ 家事、育児、ときどき時事ネタ。

聖母病院での出産費用

以前、出産する病院を落合にある聖母病院にした話を書きましたが、聖母病院での出産費用がいくらかかったか公開します!

出産費用に加算されるもの

そもそもの話ですが、出産費用(分娩費用)は分娩経過に大きく左右されます。

算定方法は病院により様々だと思いますが、イメージとしては、最低限かかる基本料金に、夜間・休日の加算、入院日数による加算、差額ベッド代の加算、特別な処置(吸引、陣痛促進剤、麻酔等)による加算等々が足し算されていき、最終的な負担金額が決まります。

 

最終的な負担金額

=基本料金+夜間・休日料金+入院日数の増加分+差額ベッド代+特別な処置代

 

差額ベッド代は、個室等を希望しなければかからないので、(大部屋があいていないといった事情でもない限り)自分の意志で避けることはできます。しかし、それ以外の費用が加算されるかは実際に出産してみないとわかりません。

実際には、上記の加算のいずれにも該当せず基本料金のみで足りるということは、非常にラッキーなケースに限られるのではないでしょうか。

補足:帝王切開には健康保険が適用される

私は、妊娠29週~33週頃まで逆子だったため帝王切開になる可能性がありました。

帝王切開は原則として健康保険の適用対象となるため、妊婦の負担額は自然分娩と異なり全額負担ではありません。

このため、帝王切開自体は自然分娩より分娩費用を高く設定している病院が多いと思いますが、最終的な妊婦の自己負担額は自然分娩より低額になるケースが多いようです。

また、帝王切開の場合、妊婦が民間の保険に入っていれば、そこから給付を受けられることがあるようです。そうすると、自然分娩よりさらに経済的負担が軽くなります。

正常な分娩経過ではなかった…

前置きが長くなりましたが、私の出産費用は90万円弱と想定より高額でした…。最大の要因は、破水後陣痛が自発的に来なかったため陣痛促進剤で誘発せざるをえなかったことです。

よくある経過は、 陣痛→入院→破水→出産 だと思いますが、陣痛より前に破水が起きることがあります。その場合でも、多くは破水後24時間以内に陣痛が起きて出産に至るようですが、私の場合は24時間どころか48時間経過しても陣痛は一向に起こりませんでした。

この辺は産院によって方針が異なるようですが、一般的には破水後長時間が経過すると羊水が細菌感染を起こし胎児に影響を及ぼす危険性があると言われていて、陣痛促進剤を使って強制的に出産を行うことになるようです。

私の場合は幸い細菌感染等は起こっていませんでしたが、やはり陣痛促進剤を使用することとなりました。

このため、破水から陣痛開始までの日数分の入院費用、陣痛促進剤の費用が加算されています。また、陣痛促進剤を使用したためか陣痛が非常に重く、かつ長時間に渡ったため麻酔を打っています(それでも全く緩和されませんでしたが…)。

これらの費用が加算された結果、90万近くの出産費用がかかってしまったということです。

このように出産は本当に終わるまで何が起こるかわからず、それによって費用もかなり変わってくるのだと思いました。出産自体は平日の昼間だったからよかったようなものの、休日・夜間だったら100万円に近付いたかもしれず冷や冷やです。

クレジットカード払いの場合は限度額の確認を!

余談ですが、出産費用はクレジットカードで支払いました。もちろんポイント目当てで。

しかし、想定より高額だったため出産一時金42万円を差し引いてもそれなりの額になってしまい、限度額ギリギリとなってしまいました。

支払いに使用したクレジットカードは生活費の決済に使用しているものだったため、出産費用支払い後、早々に限度額オーバーによりカードの使用ができなくなってしまい、1か月間非常に不便でした。。(ちなみに、私の使っているクレジットカードは次回支払日の翌日に、支払額分だけ利用限度額が復活します)

基本料金より20~30万程度は上乗せされる想定であらかじめ限度額を増額しておけばよかったです。