みけこの雑記

元法務担当OL→現在育休中☆ 家事、育児、ときどき時事ネタ。

今の仕事がツライ人へ。働き方を変えることに死力を尽くすべき。

前の記事で、女性の働き方について書きました。 

www.mikekotan.com

一方で、いわゆるブラック企業ではなくても、毎日ツライ思いで満員電車に乗っている男性もたくさんいるはずです。

男性は特に結婚や妊娠によって一時的に休む機会もないので追い詰められやすいといえます。

ストレスをためながらの仕事は若いころは気力で乗り切れても、30代を過ぎると女性同様、体に不調が出始める可能性があります。

男性の場合、家族の理解がないと仕事を変えることも難しいようですが、その企業で将来的にも状況の改善が見込まれないと思うのであれば、死ぬ気で(家族の説得も含め)働き方を変えるべきだと思います。

どうやって働き方を変えるか

私が思うに、多くの人は自分の能力の上限を勝手に決めてしまいますが、100%無理なことは基本的に存在しません

年齢や学歴や環境はやらないことの言い訳でしかないので、いったん自分で勝手に作ったそれらの制限を取っ払ってニュートラルな状態でものを考える必要があります。

資格をとるという選択肢

年齢や学歴で転職が難しいという現実があるのであれば資格を取るのは比較的わかりやすい働き方の変え方です。ただし、資格だけで食っていけるのは私が周囲を見た感じ、医師か弁護士くらいです(※ちなみに私は弁護士資格を有しています。会社員ですが)。

医者について

このうち、医師は医学部に入学する必要があります。医学部は難しいと思うかもしれませんが、はっきり言って医学部は大学によってピンキリです。それなりの勉強をすれば入れないことはないでしょう。ただし、私立医学部の学費は高額です。そこは何とかして貯めるか、奨学金という名の借金に頼ることになります。

また、大学によっては年齢が高めだと合格させないという噂もありますので、どの大学を目指すかはよく調べた方がいいでしょう。(←これは、考慮すべきでない点を考慮している点で本来問題ですが)

弁護士について

弁護士は医師に比べると「誰でも食っていける率」は多少下がり、若干の商才は必要です。とはいえ、大都市でなければまだまだ競合は少ないし、国選弁護や管財など、いわば国からもらえる仕事が一定数存在しています。なので、他の自営業に比べるとまだまだ圧倒的に有利です。(稼げるかはともかく、生活を維持できないということは基本的に考えにくい)

弁護士になるには、原則として大学院に通う必要があるので、現時点で大卒でない場合は通信制大学を卒業する必要があります。その意味では多少時間はかかります。

ちなみに、弁護士は通信制大学出身者が案外存在します。というか、実際にきらびやかな経歴のエリートも多いのですが、他方でヤンキー上がりの人や一度脱線したことある人も一定数存在しています。

ただ、医師に比べて弁護士は、大学院に入れば受かるというものでもなく、司法試験は合格者が増えたとはいえまだまだ狭き門です。

狭き門の何が問題かというと、受験生は必死の努力をしているのは当たり前になってくるので、その中で合格を手にするのにはある程度「運」が必要になるということです。

その意味では賭けの要素が強くなるので、慎重に向き不向きを検討した方がいいと思われます。

税理士は?

医師や弁護士は難しい、けれど商売(営業能力)に自信がある、という人であれば税理士(会計士でも可)あたりも良いかもしれません。

ただ、税理士の本来的業務では稼ぎにくいので、経営コンサルを行うなどの付加価値を出していく必要がありそうで、自営業として確立するのは多少シビアな面はありそうです。とはいえ、地方であれば何だかんだで(行政含めた)仕事があるとも聞きます。

資格でなくても自営業はたくさんある

資格以外でも、私は詳しくないですが、とりあえず食っていける自営業はいくらでもあるはずです。会社員生活が長いと自営業にかじを切ることに不安感はあるでしょうが、自営業の人たちのコミュニティに一度参加してみるのもいいかもしれません。

思っているより自営業の人がたくさん存在していることに気が付くと思います。